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体操競技好きです。米田功選手のファンです。


by hontashibuki
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遅ればせながら、まずは「環太平洋選手権」の結果から。
 ★
体操:環太平洋選手権 日本、団体でダブル優勝--シニアとジュニア
  (毎日新聞 06/04/16)

体操:環太平洋選手権 星陽輔が2種目で2位(毎日新聞 06/04/17)
 ★
団体総合・個人総合はおよそ見出しは同じですが、種目別決勝の見出しは2種類に分かれますね。↑のシニアの選手を持ってきたものと↓のようにジュニアの選手を持ってきたもの。
 ★
山室、2種目で優勝=体操の環太平洋選手権(スポーツナビ 06/04/16)
 ★
見え方が変わりますよね。なんだか別のニュースを見ているような。
それにしても新採点法…まだしっくり来ないなあ…。



━━━━━━∞━━━━━

そして本題。
螢雪時代06年5月号・「スポーツナビ」のコーナーに水鳥寿思選手のインタビューが掲載されています。
 ◆
「これでもか」と言わんばかりに彼に襲い掛かる怪我の魔の手。
 ◆
一ヶ月もの間天井を見つめ続けて、「体操をやめよう」とまで思っても。
筋肉を奪われた己の肉体に愕然としても。
時間をかけたリハビリでやっとの思いで試合に出られても。
それでも神様は彼に試練を与える。
 ◆
試練なんてモンじゃない。二度と体操ができなくなるかもしれないほどの致命傷。
「流石に」と諦めそうになっても彼は体操を止めていなかった。
彼を支える周囲の人々が彼に体操を諦めさせなかった。
 ◆
彼は差し伸べられた手を信じる。いや信じるしかなかった。
諦められない夢がある限り、藁をもすがる思いでその手を信じるしかなかった。
そしてその手の持ち主も彼を信じていた。彼の思いを知っていた。
アテネ組の中で唯一「崖っ淵」だけを見ていた代表選手。
流した涙は1リットルじゃ済まないかもしれない。
 ◆
彼のその思いの深さを知っている人たちが自然と集まってくる。
彼はとても周囲の人に恵まれているような気がします。
怪我の治療・ケアをしてくれる人たち、多くの助言を与えてくれるクラブの同僚・先輩・コーチ、そして何より見守りつづけてくれる家族――。
絶対に彼は周囲の人たちを裏切らない。
周囲の人たちを裏切ることは自分を裏切ることになるのだから。

そう「自分からは逃げられない」から。BENNIE K「サンライズ」より)
 ◆
ちょっと前に水鳥家に関するドキュメンタリー番組を見ることができたのですが、それとあわせると涙は1リットルどころか2リットルにも3リットルにもなりそうです。
息が詰りそう、、、どうしよう。。。
by hontashibuki | 2006-04-18 01:55 | 体操のこと