体操競技好きです。米田功選手のファンです。


by hontashibuki
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自分と会話する日々

情熱大陸、で冨田洋之選手が取り上げられていました。



「トミタのヒミツ」という含みのあるサブタイトルつきで(でええんかな?)。
でも、ヒミツはオンエアされた瞬間「ヒミツ」じゃなくなります。不思議なことに。

世間の評は「体操で雄弁になる男」。

聞かれたことには率直に返す。まじりっけのない言葉で。
相手に次の句を告がせない、自分の言葉で会話を終わらせてしまうこともあるかもしれない。
良い言い方をすれば「物静か」、悪い言い方をすれば「会話が盛り上がらない」。
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彼はこの5ヶ月の取材期間で何年分の言の葉を紡いだのでしょうか。
とは言っても、アテネオリンピックから後、喋らざるを得ない状況が続いているからそのスパンは確実に縮まっているかもしれませんね。
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世間の応対が変わったからと言って生来の性格がそう簡単に変わるわけじゃない。
物静かでシャイそうな印象も相も変わらず。
「もっと喋ってよ」とか、リアクションを多く求めてしまう人には、付き合い辛い性格に見えるかもしれませんね。

食生活にあまり頓着している様子はなし(昼ご飯が400円の牛丼てなんなん?…)。
特別な趣味もなし(本棚がないやなんてー)。
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半年前に始めたという週1のゴルフの打ちっぱなし(以外…)。
ドライバーで300ヤード近く飛ばすパワーの持ち主です(聞く人が聞いたらとてもイヤミに感じるかも)。
打ち始めからフォロースルーまで体軸がぶれていないのは、シロート目にもなんとなくわかります。彼の体操と同様、とてもきれいなフォームです。余分な動きがないしあまり重力を感じない。弾道にだってブレがない。
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パワーを生み出す肉体、ぶれない体軸、測定不能の体脂肪率、その全てが彼が体操だけで得てきたもの。
体操だけやってきて、これからもそれが変わる様子もなさそう。
意図してるわけじゃない。
彼が意図して自分を見せるのは大会で演技をしている時だけ(かも)。

会場を無音にさせる彼の演技。実際その場で見ると引き込まれていきます。
言葉を発することを忘れてしまいます。息をすることも忘れそうになります。
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彼の演技を音量ゼロにして見たら、「何事もなかった」感が増すかもしれません。
彼の目指す「キレイな美しい体操」がより際立って見える可能性はある。
――最近ふとそんなことを感じるのです。
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オーフスの世界選手権で一番長く歓声を受けたという種目別の平行棒の演技もそんなシチュエーションで見てみよう。

(滅多に見られない)着やせしている彼の姿はどこにでもいそうなごく普通の25歳の青年に見えます。
そんなところまで見せてくれるとは思いもしなかったので、少し驚いたりして。
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by hontashibuki | 2006-11-06 03:37 | 体操のこと