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体操競技好きです。米田功選手のファンです。


by hontashibuki
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全日本選手権・観戦こぼれ話~lucky happy days 1

いやー、怒涛の3日間が終わりましたね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
ワタシはすっかりしぼんだ風船のようですが、空気入れて頑張っていきます。(←大丈夫か?)

本当にワタシが個人的に見たり聞いたり感じたりしたことです。

興味のある方はお付き合いください。




day1 祭りの始まり
尼崎まで、JRを使うコトになるのですが、これがまたとんでもない混みよう。
そう、この日は金曜日・平日でありまして、丁度ラッシュアワーの時間帯だったのです。
駅から体育館までの道すがら、コンビニでお昼用のおにぎりを買いまして。
それを手に一路体育館へ。着いたのは8時半でした。
若干できていた列に並び、前にいた方と世間話などしながら、開場と相成ったのは開会式の始まる15分ぐらい前でした。
パンフレットを買い求め、ワタシが座った席は鉄棒のあたり。1列目を確保できました。3日間およそその席で見ることが出来ました。
今考えたらこれがすべてのラッキーの始まりでした。

アリーナに視線を落とし、いの一番に目に入ったのが平行棒のところにいる塚原選手でした。
思いつめているわけでなく、只、何かを確かめるかのように。

そして、冨田選手、水鳥選手、中野選手は何とか視認できたのですが、いくら目を凝らしても鹿島選手の姿が見つからないんです。――まさか、欠場しているとはその時点で知ることも無く。
「何故いないの?」開会式が終わって、また選手達の練習が始まっても、その調子で。
試合が始まって、やっと試合に出ないことがわかった――そんな有様でした。理由がわかったのは帰宅してWebのチェックをしているときなんていう始末で。
あの華麗な技の数々を拝めないのかあ、と思うと少し切なかったり…。

そう言えば、フリー練習のとき、米田選手がアリーナにいましたね。確か、徳洲会の面々と一緒にいたり、関係者とおしゃべりしていたような。「あらー、いるやん、しゃべってるやん」ちょっとだけ嬉しくなったりなんかして。
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男子Ⅱ班の試合は5時前に開始。失礼ながら、ここは1組と3組を見ることに集中しました。特に今現在のトップ2の演技を。
冨田選手が、1種目め・つり輪の1番手。それで、あの高得点です。この後の選手どうなるねん、そう言わしめるに値する演技でした。
今までのゆかでの、ありえない演技。ここ数試合のあん馬での落下。内心ドキドキものでしたが、その2種目が終わったときにはホッとしました。あん馬に至っては種目別予選でもトップの点数。ビックリしました。予選6種目全て9点台をキープしたのは彼一人でした。
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きっと、水鳥選手も6種目9点台を揃えてくるだろう、そう思ってたのですが、あん馬で落下し8点台。徳洲会の選手はそろって、この日のあん馬の成績がふるっていなかったようです。
水鳥選手の演技の強みは、大きな失敗をしないこと。
なのに、冨田選手がそれ以上に点数を揃えてくる。素人目にも正直かなわんなあ、そんな風に感じました。
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徳洲会体操クラブが団体3連覇を達成して、この日の試合は終了したのです。
終わったのは7時20分ごろ。女子Ⅰ班の試合が始まってから実に7時間半の長丁場でした。
見るほうも消耗戦、そんな感じでした。
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表彰式も無事終了。
その後も、ワタシはしばらく会場にいたのです。
徳洲会の選手達が鉄棒のあたりに集合していたからなのです。
水鳥選手が足のマッサージとか受けてました。
なんとそこに米田選手の姿を見つけてしまったんですよ。3日間チームに帯同しているのだから、一緒にいて当然と言えば当然なのですが。
米田選手に観客席からサインを求めるファンがいたりするんですね。迷惑じゃないのかなー、こちらの心配をよそに、米田選手はいやな顔一つせずそれに応じているんですよ。
“試合に出ていないのに”そんな気持ちが彼にあったかどうかは定かではないですが。
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選手達がアリーナから出た後、ワタシも席を立ち、しばらくエントランスの掲示板に張り出されたリザルトを見て、帰宅しました。
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翌日、よもやあんなことになろうとは…。この晩はそんなことを微塵も思っていませんでした。
by hontashibuki | 2005-10-19 04:09 | 体操のこと